中国政府主導〝ブロックチェーンのインターネット〟がデジタル人民元に対応へ——12月後半の中国ブロックチェーン界を振り返る
中国政府が主導する BSN(Blockchain Service Network、区塊鏈服務網絡)を開発する Red Date(紅棗)は、デジタル人民元(CBDC)をサポートするインフラを構築している。ZhongAn Insurance(衆安保険)が初のデジタル人民元保険を開始した。Bitmain(比特大陸)の共同創業者2人の長年の争いが6億米ドルの和解金支払で幕を閉じた。中国の複数の地方政府がブロックチェーン・アプリケーションの導入とテストを続けている。
オンライン保険会社の ZhongAn Insurance(衆安保険)と中国建設銀行は、国内初のデジタル人民元で支払う保険を開始した。デジタル人民元テストに参加した個人は、保険契約「eLife」を購入することができる。(界面)
世界最大の仮想通貨マイニング機器メーカーの共同創業者2人の争いが終焉を迎えようとしているようだ。
12月28日の株主総会で、争っている共同創業者の間で会社を分割する取引が承認され、1月に実施されることになった。
この取引では、Zhan “Micree” Ketuan(詹克団)氏が、仮想通貨のマイニングリグの製造と国内のマイニング事業を含む Bitmain の中国事業を引き継ぐ。Zhan 氏は6億米ドル相当の会社株式を抵当にして、Wu Jihan(呉忌寒)氏の株式を買い取る。
同社の海外マイニング事業、仮想通貨ウォレット BTC.com、コンピュータパワーシェアリングプラットフォーム「BitDeer(比特小鹿)」は9,000万米ドルの評価額で分社化され、Wu 氏のものとなる。
【via TechNode】 @technodechina
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