【iPhoneで使える便利ワザ】かかってきた電話にスマートな応答を返したい！

ボタンを2度押すと着信拒否・留守番電話に切り替わる

iPhoneやiPadには多数の機能があるが、うまく使いこなせているだろうか。これまで労力を割いてきた工程が、ちょっとした操作でグッと楽になることもあるだろう。本連載ではそんなiOSデバイスたちの便利ワザ（TIPS）を紹介していくので、ぜひ役立ててほしい。今回は電話がかかってきたときのスマートな対応方法を解説する。【画像】電話に出られないときはメッセージを送付　電話がかかってきても、すぐに対応できないときがある。その場では通話できないので慌てて移動、着信音が鳴り続けるiPhoneのスピーカを必死に手で押さえて足早になる姿は、あまりスマートではない。　かといって留守番電話に切り替わるまで、呼び出し中のまま放置するのも失礼だ。出られないならすぐに留守番電話に切り替えたり、後で折り返し電話することを相手に伝えたい。　iPhoneの「電話」には、こうした状況に対応できるスマートな機能が備わっているのだ。　まず最初に紹介したいのが、一時的に着信音を止める方法だ。操作は簡単で、iPhoneの右側面にある「サイドボタン」を1回押すだけ。ホームボタンを搭載しているモデルなら、iPhone上部にある「スリープ/スリープ解除ボタン」を1回押そう。これで着信音が鳴り止む。もちろん着信音が鳴り止むだけで、まだ電話は呼び出し中のままだ。電話に出られる場所まで移動したら応答ボタンをスライドして電話を受けよう。　ホーム画面やアプリの使用中に電話がかかってきた場合も、同じようにサイドボタンもしくはスリープ／スリープ解除ボタンを1回押せば着信音は止む。その際、着信を知らせる通知バナーは消えてしまうが慌てる必要はない。スクリーン左上に表示されている着信ボタンをタップすれば画面が切り替わって応答ボタンが押せる。　今は電話に出ることができないので直ぐに留守番電話に切り替えたい。そんなときはサイドボタンもしくはスリープ／スリープ解除ボタンを“カチカチ”っと2回続けて押そう。着信拒否の操作になるが、留守番電話サービスに加入している場合は『ただいま電話に出ることができません』というメッセージとともに留守番電話に切り替わる。サイドボタンもしくはスリープ／スリープ解除ボタンを1回押せば着信音が止む。2回続けて押すと着信拒否、または留守番電話サービスに切り替わる。　留守番電話サービスに加入していない場合は電話が切れるが、相手がiPhoneならスクリーンに「通話中または通信中」の表示が出る。Androidスマートフォンでも「話し中」の表示になるので、電話を受けられないことが相手に伝わる。