当社はこのサービスを通じて、治験業務における「紙運用・訪問前提」を刷新した医療従事者のDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現と治験業務の品質改善及び効率化に貢献いたします。新クラウドサービス提供の背景
~治験現場が紙運用・訪問前提からの脱却に期待~
コロナ禍で医療機関への訪問が制限される中、IRBの開催や製薬企業の担当者によるモニタリング業務が停滞するなど、国内のみならず世界レベルで治験現場は業務の進捗に影響が発生しています。
当社は、従来から治験現場の課題であった『紙運用・訪問前提』の刷新に取り組んでまいりましたが、特に過去1年半でAgatha利用者が臨床開発関係者を中心に大幅に増加(国内で約10,000名増加)している状況等を通じて、リモートワークに大きな期待が寄せられていることを知るに至っております。
今回、カット・ドゥ・スクエアとの連携によって「医療機関の電磁化」と「臨床開発業務のリモート化」が早期に浸透するためのクラウドサービスを提供し、『Withコロナ時代における臨床開発関係者の新たな生活様式とその環境作り』に貢献してまいります。
Agathaが『医療と医薬の橋渡し役』に
~全国約2,000カ所の医療機関と必須文書の授受をリモートで~
当社はカット・ドゥ・スクエアと連携することによって、臨床試験・臨床研究を実施している国内約2,000カ所の医療機関との間で、リモートで必須文書等の作成・保管・授受・閲覧等が行える環境を提供致します。
これにより、医療機関と製薬企業の間で従来紙運用・訪問前提によって発生していた以下の課題解決が期待できます。
【カット・ドゥ・スクエアとAgathaクラウドサービスの連携図】
カット・ドゥ・スクエアあるいはAgathaクラウドサービスを利用し、医療機関で作成・承認(電子署名)された必須文書等はAgathaクラウドサービスで電磁的に保管し、製薬企業等からも授受/照会することができます。また、既に製薬企業等で固有のeTMFをご利用の場合であっても連携が可能です(別途個別調整要)。今回の連携によって、カット・ドゥ・スクエア利用者はAgathaの便利な機能を活用できます。(ご利用にはお申し込みが必要です。「サービスのご利用について」の項をご覧ください。)
【医療施設-製薬企業間連携の概要】
試験毎に製薬会社と複数の医療機関で授受・閲覧に必要な必須文書等を、Agathaのワークスペースを通じて連携出来ます。また、原資料等のダウンロード・印刷を制限する情報は閲覧のみとするなど、情報の特性に応じた管理・運用が可能です。(運用例)
サービスのご利用について
【カット・ドゥ・スクエア (CtDoS2) × Agatha連携ソリューションについて】
カット・ドゥ・スクエア (CtDoS2)とAgathaのコラボレーションによって、「医療の電磁化」をより一層普及し、医療機関と医薬・医療機器の連携を促進します。
詳細は以下のアガサ㈱ホームページをご参照ください。
https://www.agathalife.com/products/agatha-ctdos2/
【カット・ドゥ・スクエア (CtDoS2)利用者向けAgatha連携ソリューションの利用申し込みについて】
日本医師会治験促進センターが提供するカット・ドゥ・スクエア(CtDoS2)を利用する医療機関はカット・ドゥ・スクエア(CtDoS2) × Agatha連携ソリューションを無料でご利用いただけます。ご利用可能な条件、お申込み手順等、詳細は以下のアガサ㈱ホームページをご参照ください。
https://www.agathalife.com/products/agatha-ctdos2_service/
カット・ドゥ・スクエアについて
http://www.jmacct.med.or.jp/cds/
カット・ドゥ・スクエアは、治験に係わる⼿続き⽂書の作成および授受・保管することを可能とし、治験業務の効率化、電⼦化・電磁化の実現、コスト削減、災害等リスクへの備え等、多くのメリットを提供できる仕組みです。
日本医師会 治験促進センターが開発・運用しています。
アガサ株式会社 会社概要
http://www.agathalife.com
本件に関するお問い合わせ先
Agathaサービス お問い合わせ窓口カット・ドゥ・スクエア お問い合わせ窓口アガサ株式会社 マーケティング担当※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。
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