大雪渋滞、ため息も白く 夜通し救助、帰省…こんな降るとは
大雪の影響で車が立ち往生する国道8号=27日、滋賀県彦根市で
中部地方では二十七日、大雪に見舞われた滋賀県彦根市で車の立ち往生が発生。名古屋市や岐阜市は今冬初の積雪となり、電車の運行が乱れた。名古屋駅は帰省客らで混雑し、ホームセンターにはスコップを買う人らが訪れ、雪かきに備えていた。【関連記事】大雪、年の瀬足乱れ 名古屋・岐阜市、初積雪 彦根市の国道8号では立ち往生を解消するため、警察官が車を誘導。歩行者は除雪されていない歩道を避け、車道を歩いていた。 レッカー車を運転していた同県野洲市の男性会社員(47)は、自宅に帰る途中で身動きが取れなくなった。「昨夜からずっと救助要請を受けて対応したけど、助けることができたのは六件。五十件以上を断った。寝てないし、ご飯も食べてない」と疲れた様子。 国道沿いのコンビニで休憩していたトラック運転手の石井優貴さん(31)は「(岐阜県の)大垣あたりは降っていなかったのに、滋賀県に入って景色が変わって驚いた」と話した。 JR名古屋駅の新幹線改札口付近は、遅延している列車を待つ利用者で混雑した。会社員の黒子(くろす)寛史さん(22)は「何とかチケット取れました」とほっとした表情。仕事で一カ月間暮らした名古屋を離れ、実...中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。
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