「つみたてNISA」を始めたばかりの人が意外と知らない 「複利」や「ドル・コスト平均法」の効果を詳しく解説! お金を効率よく増やすためには「長期・積立」が大切!
ここ1〜2年、ネット証券やスマホ証券の口座開設が急増しています。例えば、楽天証券の「つみたてNISA」口座は、2020年3月から2021年2月の1年間で、51万口座から109万口座に倍増。LINE証券は開業から1年半、SBIネオモバイル証券は開業から1年9カ月で、口座開設50万口座を達成しています。
今回は、最近、投資を始めた人や、これから投資を始めたいと思っている投資初心者が、絶対に知っておきたい投資の基本である「複利(ふくり)」と「ドル・コスト平均法」について、わかりやすく解説しましょう。【※関連記事はこちら!】⇒まだ「つみたてNISA」を始められない人が抱えがちな“8つの疑問”をわかりやすく解説! 金融機関&投信の選び方や「iDeCo」との併用方法などにズバリ回答!
そもそも「単利」と「複利」の違いとは?“お金に働いてもらう”なら「複利効果」を活用しよう!
銀行にお金を預けると利息が受け取れますが、この利息の付き方には、「単利」と「複利」の2種類があります。
「単利」は、当初の元本に対してのみ利息が付くものです。元本の金額や利率が変わらない限り、毎回、同じ額の利息を受け取ることになります。
それに対して「複利」は、付いた利息を元本に組み入れます。利息を組み入れることで元本は少し増えますが、その増えた元本に対して、さらに利息が付きます。これを繰り返すことで、雪だるま式にお金が増えるのが「複利」です。
最初は小さな雪玉も、少しずつ雪の上を転がすことで、表面に付着する雪の量が増えて玉がだんだん大きくなっていきますよね。そのようなイメージで、お金が増えていくのが「複利」なのです。
例えば、年利1%の投資商品を100万円、購入したとしましょう。このとき、「単利」の場合、いくら時間が経過しても、毎年1万円ずつしか増えません。それに対して「複利」であれば、1年後こそ利息は1万円で「単利」と同じですが、2年後は、この1万円を元本に組み込んだ101万円に対して年利1%の利息になるため、2年後のリターンは1万100円となります。同様に、3年後のリターンは1万201円、4年後は1万303円……と、リターンが少しずつ増えていきます。これを繰り返すことで、得られるリターンがどんどん大きくなるのが「複利効果」です。
この「複利効果」は、アインシュタインが「人類最大の発明」と言ったとされているほど、お金を増やすには大切な概念です。【※関連記事はこちら!】⇒老後資金の不足を補う「じぶん年金」の作り方&使い方を伝授!「つみたてNISA」や「iDeCo」を活用した積立投資で“時間”を味方につけて“複利効果”で増やそう!
資産が2倍になるのに必要な期間がわかる「72の法則」とは?
「利回り(金利)が高いほど、お金がどんどん増えていく」ということはわかると思いますが、具体的に、利回りが1%のときにお金がどう増えていくのか、利回りが3%のときはどうなのか……などはイメージしにくいかもしれません。しかし、世の中には、それが簡単にわかる「72の法則」というものがあります。
「72の法則」とは、投資した元本が、おおよそ何年で2倍になるかを簡単に計算できる公式です。
【72の法則】72÷利回り(%)=お金が2倍になる期間(年)
上の式を見てください。72を利回り(%)で割れば、元本が2倍になるまでの期間がわかります。利回りの部分に入る数字は「%」の数字を入れます。利回り5%であれば、5を入れます。さっそく、計算例を見てみましょう。
・1%で運用したら→ 72÷1=72 2倍になるのに約72年必要・2%で運用したら→ 72÷2=36 2倍になるのに約36年必要・3%で運用したら→ 72÷3=24 2倍になるのに約24年必要・4%で運用したら→ 72÷4=18 2倍になるのに約18年必要……・8%で運用したら→ 72÷8=9 2倍になるのに約9年必要
ちなみに、2021年4月時点の大手銀行の普通預金金利は0.001%です。上の式に当てはめると、2倍になるまでに約7万2000年かかる計算に! 普通預金ではお金は増やせないことがわかります。
ついでながら、「72の法則」では借金をする場合の複利の影響も計算できます。
100万円を年利15%で借りたとします。このとき、返済しなければいけない金額が2倍になるまでの期間は「72÷15%=4.8年」。つまり、もしも、まったくお金を返済しなければ、借りたお金は約5年間で、当初の100万円から200万円まで増えてしまうわけです。もちろん実際は毎月返済をするでしょうから、このとおりにはなりませんが、複利を敵に回すと恐ろしいということもわかるでしょう。
積立投資で「複利効果」を生かすには長期投資と分配金の再投資が大事!
ここからは、「積立投資」での複利効果について見ていきましょう。
例えば、毎月1000円ずつ積立投資をしたとします。投資期間が10年の場合、投資元本総額12万円です。10年間、年利4%で運用できたとすると、元本の12万円は14万7250円に増えます。10年で2万7250円増加しました。投資期間が20年だと元本の24万円は36万6775円に増えて、利益は12万6775円になります。さらに投資期間が30年になると、元本の36万円は69万4049円になり、33万4049円も増えるのです。「複利効果×時間」の力によって、積立投資の資産が加速度的に増えていく様子がよくわかります。
なお、投資信託には、利益の一部が還元される「分配金」という仕組みがあります。「分配金」は投資信託の運用によって得られた収益の一部を、投資家に現金で分配するものです。しかし、複利効果を生かすのであれば、分配金はできるだけ受け取らずに再投資に回すのがいいでしょう。
「つみたてNISA」で投資できる商品のなかに、毎月分配金を出す投資信託がないのは、分配金を出さずに投資元本に組み入れて再投資するほうが、複利効果により資産が増えやすいことがわかっているからです。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」ならお金を増やす“投資の3つの鉄則”を誰でも無理なく実践できる!資産運用を始める前に知っておきたい「投資の基本」をまとめて解説!
「ドル・コスト平均法」は庶民の味方!「つみたてNISA」でパワーを発揮!
さて、次に、「ドル・コスト平均法」について解説しましょう。
「つみたてNISA」など、積立投資に興味のある人は、「ドル・コスト平均法」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。投資信託などの値動きのある商品を、「毎月1万円ずつ」というように一定額ずつ購入すると、商品の価格が高いときには少ししか買えず、商品の価格が安いときにたくさん買えることになります。こうした購入方法を「ドルコスト平均法」といいます。
どうしてこのような購入方法をとるかというと、値動きにもよりますが、平均購入単価が抑える効果が期待できるため、最終的に価格が大きく上がらなくても利益が出せる可能性が増すからです。
拡大画像表示例えば、上の図のように、「ある投資信託を毎月1万円ずつ」と決めて購入した場合、価格(基準価額)が1万円の月は1口、価格(基準価額)が7000円の月は約1.428口、価格(基準価額)が9000円の月は約1.111口を購入することになります。この3カ月で投資した金額は3万円、買えた投資信託は約3.539口です。3カ月目の現在の価格(基準価額)が9000円とすると、9000円×約3.539口=約31851円となり、投資元本の3万円から約1851円増えていることになります(小数点以下の数字をすべて反映させて計算すると、約1857円増えていることになります)。
一方で、最初の月(基準価額が1万円だった月)に、3万円分、3口を、一括で購入したとしたらどうでしょう。3カ月後の現在の価格(基準価額)は9000円ですから、9000円×3口=27000円となり、3万円の元本と比べると3000円を損してしまっていることになります。
これらの例では、最初の月の価格(基準価額)よりも現在の価格(基準価額)が下がっているにも関わらず、「ドル・コスト平均法」で買った場合は利益が出せているのが面白いところです。もちろん、このままズルズルと下げ続けた場合は、「ドル・コスト平均法」で買っても損をしますから、「ドル・コスト平均法」は万能ではありません。しかし、上げたり下げたりを繰り返している商品の場合、「ドル・コスト平均法」により購入単価を下げることで損益分岐点も下がるため、売却時に大きく価格(基準価額)が上がっていなくても利益を出しやすくなるのです。【※関連記事はこちら!】⇒積み立て最大のメリット「ドルコスト平均法」とは?積み立てと一括購入で成績がどう変わるかを検証し、投資初心者に「積み立て」をおすすめする理由を紹介
「ドル・コスト平均法」は、まとまった金額を一括で投資にまわすことはできないけれど、少額ずつコツコツと積立投資をすることならできる、という人の強い味方でもあります。
例えば、少額から非課税で投資ができることで人気の「つみたてNISA」では、最初に積み立てで買う投資信託などの商品と、投資金額・投資頻度(毎月1万円など)を決めた後は、たんたんと、自動的に買い続けます。投資信託の価格(基準価額)が高いときも安いときも、同じ金額分、買い続ける。これはまさに「ドル・コスト平均法」の買い方です。まとまった金額が投資できない人、値動きに慣れず、一喜一憂してしまう人は「ドル・コスト平均法」を味方につけて、たんたんと「つみたてNISA」などの積立投資をすることをおすすめします。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」(積立NISA)の8つのメリットを紹介! 少額から長期の積立ができて損しづらく、利益は非課税になるなど、初心者におすすめの理由を解説
「ドル・コスト平均法」では簡単にルールを変えないことが大事!
「ドル・コスト平均法」で重要なのは、価格(基準価額)が高いときも安いときも、同じルールで買いを続けることです。下のグラフを見てください。
拡大画像表示このグラフは、2018年1月から2021年3月まで、毎月1万円ずつ、米国の代表的な株価指数「S&P500」に投資する投資信託に投資した場合の資産の推移を表したものです。
積立元本に対して、資産総額は順調に増えていますが、2020年に入ってから一度大きく下落していることがわかります。いわゆる「コロナ・ショック」によって市場が暴落した影響です。一時期は元本割れを起こしています。
しかし、その後の市場の回復を受けて資産総額も増加に転じました。2021年3月現在、元本39万円に対して資産総額は約53万円となっています。コロナショックで値下がりしたときも、ルールを変えずに、たんたんと買っていた人は、平均購入単価が下がり、その後の値上がりで利益を出すことができたのです。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」の運用方法は“コロナ・ショック”で見直すべきか? 積立金額や投資する銘柄など、含み損を抱えて不安な人が見直すべき“5つのポイント”を解説
次に、もう少し、長期で見てみましょう。
拡大画像表示2008年のリーマン・ショックの直後、S&P500も下落しました。しかし2年程度で回復し、その後はリーマン・ショックの前よりも上昇。コロナ・ショックでの値下がりもものともせず、資産を増やせています。2021年3月現在、元本151万円に対して資産総額は407万円にもなっています。
積立投資は早く始めて長く続けよう!途中でやめるのはもったいない!
リーマン・ショックやコロナ・ショックのような大きな下落時には、このまま積み立てを続けていいのか不安になる気持ちもわかります。しかし、こうした暴落時に、あわてて売ってしまうと「ドル・コスト平均法」の効果が得られません。利益を減らしたり損をしたりしてしまう上に、その後、値上がりに転じても、その恩恵を受けることができなくなってしまいます。
「つみたてNISA」などの積立投資は、たんたんと、長く続けてこそ利益を出せる投資です。たとえ暴落があっても、簡単にやめるのはNGです。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」で失敗しやすい“5つのNG”を解説!損失・利益が出ているときのNG対応、積み立て投資に向かない投資信託など、具体的な5つの失敗事例を紹介
また、「つみたてNISA」の場合は、途中で売っても、非課税で投資できる枠(年間40万円まで)は回復しませんので、たとえ利益確定であっても、売らないほうがいいでしょう。20年間の非課税期間をフルに生かしてから売るのがおすすめです。
今回は、投資初心者が知っておきたい「複利」と「ドル・コスト平均法」について解説しました。「複利」も「ドル・コスト平均法」も、その効果を享受するには長く投資を続けることが重要です。積立投資を長く続けるなら、少しでも早く始めるのがいいでしょう。まだ投資を始めていない方は、今すぐ口座開設をして投資をスタートさせてくださいね。【※関連記事はこちら!】⇒「つみたてNISA」、プロがおすすめする6つの証券会社・銀行を発表! 失敗しない金融機関の選び方と「ポイントの有無」や「取扱銘柄数」などを比較して詳しく解説
【2022年3月7日更新】◆つみたてNISA口座のおすすめネット証券はココ! | ||||
売買手数料 | 購入可能なつみたてNISA対象商品数 | |||
投資信託 | ETF | インデックス型投信 | アクティブ型投信 | ETF |
◆SBI証券 | ||||
無料 | ― | 160本 | 18本 | ― |
【SBI証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】ネット証券大手の一つ。つみたてNISA対象商品のほとんどの投資信託を取り扱っており、つみたてNISAで選べる投資信託の本数は178本と、つみたてNISAを扱う証券会社の中でも多い。「100円」から投資信託の積み立てが可能で、少額から始めたい人に対応。「毎月積立」だけでなく、「毎週積立」「毎日積立」も選べるので、きめ細かい時間分散投資もできる。三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用するとお得。決済額の0.5%のポイントと投信マイレージによるTポイントが両方貯まる。NISA、つみたてNISA預りでの投信積立にも利用できる。スマホアプリ「かんたん積立アプリ」は、つみたて NISAに対応しており、投資信託をスマホで管理できる。「かんたん積立アプリ」では、おすすめの資金や金額配分の提案もしてくれる。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応している。 | ||||
【関連記事】◆【SBI証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託の取扱数が178本と充実しているのがSBI証券の魅力!◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」! | ||||
◆楽天証券 | ||||
無料 | ― | 160本 | 20本 | ― |
【楽天証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISAで取り扱う投資信託の本数は180本と、つみたてNISAを扱う証券会社の中でも多い。投資信託の最低購入金額が「100円」のため、少額からつみたてNISAを始められる。「毎月積立」だけでなく、「毎日積立」も可能だ。また、積立代金の引き落としは、証券口座や「楽天銀行」、その他金融機関に加え、「楽天カード」も選択できる。積立代金を「楽天ポイント」で支払うことも可能。さらに、「楽天カード」のクレジット決済にすれば、毎月の積立額に応じて「楽天ポイント」が付与される。2021年6月に投信積立クレジットカード決済、楽天ポイントに対応したロボアドバイザー「らくらく投資」が登場。専用バランスファンドで、お得に、お手軽にロボ機能が活用できる。「つみたてNISA」「NISA」口座でも利用できる。 | ||||
【関連記事】◆【楽天証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が180本と豊富! 積立額に応じポイント還元&ポイントで投資も可能!◆楽天証券が投資信託の積立時の「楽天カード」決済&積立額の1%分のポイント還元を開始! ポイントの再投資も可能で、最強の「つみたてNISA」口座が誕生 | ||||
◆松井証券 | ||||
無料 | ― | 156本 | 17本 | ― |
【松井証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】株主優待名人の桐谷さんもおすすめするネット証券の1つ。つみたてNISA対象の投資信託は173本と豊富なラインナップ。ロボアドバイザーが投資信託のポートフォリオの提案から運用をサポートする「投信工房」(利用無料)をはじめ、情報ツールが豊富でサポート体制も充実。100円から投資信託を購入することができるため、投資初心者も始めやすい。2020年12月から新たなサポートダイヤル「株の取引相談窓口」を開設。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポートする。利用料は無料で、事前予約も可能な画期的なサービスとなっている。 | ||||
【関連記事】◆【松井証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託を173本も用意! ロボアドバイザーが投資初心者の資産設計をサポート◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」! | ||||
◆auカブコム証券 | ||||
無料 | ― | 149本 | 15本 | ― |
【auカブコム証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISA対象の投資信託は164本で順次拡大予定。積み立ては100円から可能で、投資初心者や資金に余裕のない人でも始めやすい。NISA口座(つみたてNISAを含む)の開設者は通常の現物株式の取引手数料が最大5%割引になるのもメリットだ。自分でファンドを選べないなら、自分に合ったファンドをおすすめしてくれる「FUND DRESS」が便利。投資初心者にも、すでに投資を行っている中上級者にもおすすめできる。 | ||||
【関連記事】◆auカブコム証券が、Pontaポイントを活用した「ポイント投資」を開始! 買い物や食事で貯まったポイントで投資信託を購入して、お得に資産運用を始めよう!◆【auカブコム証券「つみたてNISA」口座のメリットは?】「つみたてNISA」対象の投資信託は164本と豊富で、現物株の取引手数料が最大5%割引になる特典もあり! | ||||
◆マネックス証券 | ||||
無料 | ― | 137本 | 15本 | ― |
【マネックス証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISA対象の投資信託のラインナップは152本と豊富。最低購入金額が原則100円と、少額からつみたてNISAを始めることができる。また、独自の資産設計アドバイスツール「MONEX VISION」が、おすすめの投資信託を紹介してくれる。「つみたてNISA」と「iDeCo」、どちらの制度が各個人の投資目的に適しているか、アドバイスが受けられる「つみたてNISA・iDeCoシミュレーション」が便利。NISA・つみたてNISAを利用して投信を保有すると、約8割のファンドで年率0.08%のマネックスポイントがもらえるのも嬉しい。総合口座での取引でも、約定金額の低い価格帯で特に手数料が安いため、将来少額からでも株式投資を始めたい初心者にもおすすめ。 | ||||
【関連記事】◆【マネックス証券「つみたてNISA」のメリットは?】 「つみたてNISA」対象の投資信託が152本もあり、 初心者も安心の資産設計アドバイスツールが使える!◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得!国内株は無料、外国株も買付が実質無料のうえ、外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者におすすめ! | ||||
◆SMBC日興証券 | ||||
無料 | ― | 143本 | 15本 | ― |
【SMBC日興証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】2020年7月から、オンライントレード(日興イージートレード)の「投信つみたてプラン」で「つみたてNISA」の取扱いを開始した。買付金額は毎月1000円以上、1000円単位。銘柄選びの助けになる「とうしんLab.」では、年齢や運用方針に応じたおすすめファンドを紹介している。複数銘柄を同時に買付設定できる「つみたてカート機能」があり、つみたてNISA対象・非対称銘柄を組み合わせた独自の買付プラン設定が可能だ。 | ||||
【関連記事】◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!◆IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と、多くの割当が期待できる主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣! | ||||
◆大和証券 | ||||
無料 | 1.242%以下 | 11本 | 4本 | 7本 |
【大和証券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】投資信託は信託報酬の低いインデックス型投信を中心に絞り込んだ計15本。低コストのバランス型投信もしっかりラインナップされているので、投資初心者でも始めやすい。アクティブ型は「年金積立 Jグロース」など4本。また、つみたてNISAでETFを豊富に取り扱う貴重な金融機関となっている。積立頻度を毎月、隔月、3カ月ごと、4カ月ごと、6カ月ごとから選択可能。 | ||||
◆野村證券 | ||||
無料 | ― | 5本 | 2本 | ― |
【野村證券のつみたてNISA口座のおすすめポイント】つみたてNISAで取り扱う投資信託は厳選された7本だけで、投資初心者でも迷わず選べる。インデックス型は日本株1本、日本を除く全世界1本、日本を除く先進国1本、バランス型2本の計5本で、いずれも信託報酬は最安に近い低コストの投信が用意されている。とくに、「野村スリーゼロ先進国株式投信」は信託報酬ゼロ%!(2031年以降は0.11%以内) アクティブ型は好成績で人気の「ひふみプラス」と、ユニークな運用哲学の「コモンズ30ファンド」をラインナップ。 | ||||
※掲載情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。 |
【2022年3月7日更新!】◆NISA口座の株式売買手数料や取扱商品、キャンペーンを徹底比較! NISA投資で利用すると得する、おすすめネット証券はココだ! | ||||
株式売買手数料(税込み) | 取扱商品 | NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数) | ||
国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆SBI証券 | ||||
無料 | ○ | ○米国株中国株韓国株ロシア株アセアン株 | 約2600本(原則、全ての投信が販売手数料無料) | ○(88社/11社) |
【SBI証券のNISA口座のおすすめポイント】ネット証券で日本株の個人取引シェアNo.1! NISA口座では日本株の売買手数料が無料、かつ海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。米国、中国(香港)、アセアン各国、韓国、ロシアなど、NISA口座対応の海外株が豊富! また、全ての投信、投信積立が原則ノーロード(買付手数料無料)となっている。IPOの取扱が多いのも魅力だ。三井住友カードによるクレジットカード決済「クレカ積立」を利用するとお得。決済額の0.5%のポイントと投信マイレージによるTポイントが両方貯まる。NISA、つみたてNISA預りでの投信積立にも利用できる。カスタマーサービスセンターは「NISA・投信土日専用デスク」があり、週末も問い合わせに対応している。2019年1月開始の「簡易NISA口座開設」制度に対応、証券総合口座がない状態からの申込でも最短2営業日程度で取引が始められる。 | ||||
【関連記事】◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!◆SBI証券のおすすめポイントはココだ!~IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実の大手ネット証券 | ||||
◆マネックス証券 | ||||
無料 | ○ | ○米国株中国株 | 約1200本(原則、全ての投信が販売手数料無料) | ○(50社/0社) |
【マネックス証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、海外株(海外ETF含む)も購入時の手数料が全額キャッシュバックされる(=実質無料)。他の証券会社と比べてNISA口座での外国株の取り扱い銘柄数が多いのも魅力! 米国株は4000銘柄以上、中国株は2500銘柄以上がNISA口座でも購入できる。投資信託は、NISA口座での取引や「投信つみたて」を含めて、すべて購入時手数料が無料(ノーロード)。マネックストレーダーやスマホなどのツールもNISAでの取引に対応。 1日100円から積み立てが可能な「毎日つみたて」は、NISA・つみたてNISA(つみたてNISAは月額指定のみ)でも利用できる。NISA・つみたてNISAを利用して投信を保有すると、約8割のファンドで年率0.08%のマネックスポイントがもらえるのも嬉しい。 | ||||
【関連記事】◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!◆AKB48の4人が株式投資とNISAにチャレンジ!「株」&「投資信託」で資産倍増を目指せ!第1回 証券会社を選ぼう◆マネックス証券おすすめのポイントはココだ!日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手 | ||||
◆楽天証券 | ||||
無料 | ○ | ○米国株中国株アセアン株 | 約2600本(原則、全ての投信の販売手数料無料) | × |
【楽天証券のNISA口座のおすすめポイント】日本株の売買手数料が無料で、海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。海外株は米国、中国(香港)、アセアン各国と、幅広い銘柄が揃っている。さらに投資信託も約2600本と充実しており、全ての投資信託の販売手数料が無料。またポイントプログラムが充実しており、投資信託の残高に応じてポイントがもらえたり、楽天市場の買い物でポイントアップも可能だ。2019年1月開始の「NISA口座開設申込時における即日買付制度」に対応。申込から取引(商品買付)までを、最短で当日中に行える。毎月決まった金額や口数を自動売却して、少しずつ現金が受け取れる「定期売却サービス」も行っている。2021年6月に投信積立クレジットカード決済、楽天ポイントに対応したロボアドバイザー「らくらく投資」が登場。専用バランスファンドで、お得に、お手軽にロボ機能が活用できる。「つみたてNISA」・「NISA」口座でも利用できる。 | ||||
【関連記事】◆楽天証券おすすめのポイントはココだ!使いやすいトレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が詳細で見やすい!◆スマホでNISAの取引、株と投資信託などを売買できるネット証券のランキングを発表!主要ネット証券のNISA取引スマホ対応状況 | ||||
◆松井証券 | ||||
無料 | ○ | × | 約1600本(原則、全ての投信が販売手数料無料) | ○(9社/0社) |
【松井証券のNISA口座のおすすめポイント】日本株の売買手数料が無料で、取り扱っている全ての投資信託の販売手数料も、一括購入・積立購入を問わず、無料! 2022年2月から米国株の取扱を開始したが、現状では米国株はNISA・つみたてNISA・ジュニアNISAで取引ができない。強力な銘柄スクリーニング機能を持つ「QUICK情報」や高機能ロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できるなど、情報ツール類が充実。2020年12月から新たなサポートダイヤル「株の取引相談窓口」を開設。一般的なサポート電話とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポートする。利用料は無料で、事前予約も可能な画期的なサービスとなっている。 | ||||
【関連記事】◆松井証券はどうして投資信託の取扱数が少ないのか? あえて取扱数で勝負せず、松井証券が「顧客に無駄なコストを使わせない」という理念にこだわる理由とは◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは「松井証券」と「SB証券」!◆松井証券のおすすめポイントはココだ!松井証券の無料サービスと個性派投資情報を使いこなそう! | ||||
株式売買手数料(税込み) | 取扱商品 | NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数) | ||
国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆GMOクリック証券 | ||||
無料 | ○ | × | 130本以上(110本以上は販売手数料無料) | ○(1社/0社) |
【GMOクリック証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座なら日本株の売買手数料が無料! 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。100円から積立が可能なのも魅力。ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ! | ||||
【関連記事】◆GMOクリック証券のおすすめポイントはココだ!コストが激安な上にツール、情報も充実して大手ネット証券に成長◆GMOクリック証券の株アプリ/株roid/iClick株を徹底研究!適時開示情報やアナリストレポートも過去90日分が読める! | ||||
◆auカブコム証券 | ||||
無料 | ○ | × | 約1500本(原則、全ての投信が販売手数料無料) | ○(23社/0社) |
【auカブコム証券のNISA口座のおすすめポイント】NISA口座なら国内株の売買手数料が無料、100銘柄のETFも売買手数料が無料! 投資信託は100円から購入が可能。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」もある。NISA口座を保有していると一般口座(と特定口座)の現物株式売買手数料が最大5%割引になる「NISA割」もお得(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。2020年1月14日から投資信託の販売手数料がすべて無料に! また、対象の投資信託を保有して「au ID」を登録しているとPontaポイントがたまるお得な「auカブコムの資産形成プログラム」は、特定口座・一般口座・NISA口座が対象となっている。なお、米国株式取引は、NISAに対応していない。 | ||||
【関連記事】◆【auカブコム証券のおすすめポイントを解説】売買手数料は大手ネット証券の中でも最安値水準! 9種類の用途別アプリで、スマホ取引もラクラク!◆【auカブコム証券の株アプリ/kabu.com for iPhone/Androidを徹底研究!】取扱い商品、特殊注文、テクニカル指標、すべてが充実のアプリ!◆スマホでNISAの取引、株と投資信託などを売買できるネット証券のランキングを発表!主要ネット証券のNISA取引スマホ対応状況 | ||||
株式売買手数料(税込み) | 取扱商品 | NISAでのIPO対応(昨年の取扱数/うち主幹事数) | ||
国内株 | 海外株 | 投資信託 ※1 | ||
◆野村證券 | ||||
152~2095円(約定代金による) | ○ | × | 1000本以上(40本以上は販売手数料無料) | ○(37社/23社) |
【野村證券のNISA口座のおすすめポイント】国内大手の老舗証券会社で、口座数とNISA申込口座数はともに国内ナンバーワン! NISA口座でも一般口座と同じ売買手数料が必要となるが、インターネット取引用の口座「野村ネット&コール」は、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得になっている。また大手証券会社だけあって、投資情報や銘柄分析レポートが豊富で、専門家による数多くの調査レポート動画も視聴可能。さらに、IPOの主幹事数が多いので、本気でIPO投資を狙うならぜひ口座を持っておきたい証券会社だ。なお、外国株式取引は、NISAに対応していない。 | ||||
【関連記事】◆IPO(新規公開株)の主幹事数・取扱銘柄数で選ぶ! より多くの当選が期待できるおすすめ証券会社◆野村證券のおすすめポイントや詳細情報のまとめはコチラ! | ||||
◆SMBC日興証券 | ||||
137~1650円(約定代金による) | ○ | × | 約1000本(600本以上は販売手数料無料) | ○(66社/21社) |
【SMBC日興証券のNISA口座のおすすめポイント】証券会社でトップクラスのIPO取扱実績を誇る。NISA口座でもIPOに参加できるので、公募価格の数倍になることもあるIPO投資で非課税のメリットを生かしたいなら、口座を開いておきたい証券会社だ。また、500円から株式投資ができる独自サービス「キンカブ(金額・株数指定取引)」があり、NISAの限度額120万円をムダなく使えるのが魅力!サポートツール 「fund eye Plus」も便利だ。 | ||||
【関連記事】◆SMBC日興証券のおススメポイントはココだ!信用完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」が利用できる | ||||
◆岡三オンライン | ||||
0~1650円(約定代金や料金プランによる) | ○ | × | 約550本(2020年1月6日より販売手数料実質無料) | ○(45社/0社) |
【岡三オンラインのNISA口座のおすすめポイント】2020年1月6日より、ブルベアファンドも含む全ての投資信託の購入時手数料が完全無料に(ただし、ETF等の上場投資信託を除く)。積立買付時も購入時手数料が無料になる。NISA口座の株式売買手数料は有料だが、そもそも一般口座(と特定口座)の手数料はネット証券でも割安。NISA対応ではないがFXやCFD(くりっく株365)などの商品ラインナップも充実している。 | ||||
【関連記事】◆「岡三オンライン」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」! 資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得!◆岡三オンラインのおすすめポイントはココだ!個性的な「クライアント型」トレードツールと充実の投資情報が魅力! | ||||
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券) | ||||
55~1100円(約定代金や料金プランによる) | ○ | × | 10本(販売手数料無料) | ○(5社/0社) |
【SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)のNISA口座のおすすめポイント】顧客満足度調査の「ネット証券 手数料部門」で1位を獲得するなど、売買手数料の安さはネット証券でもピカイチ! NISAの場合、売買手数料が無料の証券会社もあるのでNISA口座しか利用しない株式投資初心者にはさほどメリットはないが、NISAをきっかけに長期的に投資を始めたいなら、手数料が安いSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)はおすすめ! | ||||
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1 投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。 |
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