カーローンの仮審査とは?本審査との違いや審査通過のポイントを徹底解説
カーローンを組む前に仮審査を受けてみたい方は多いのではないでしょうか。ローン審査に多少でも不安のある方は、債務歴や返済能力などがチェックされる本審査への申込みに、ためらいを感じるケースも少なくありません。そのようなときは、本審査前に受けられる仮審査を経て、おおよその通過目安をつかんでおけば安心です。そこで、審査基準のポイントと併せて、仮審査の有用性を確認していきましょう。
【この記事のポイント】✔仮審査でローンを組めるかどうかの目安がわかる✔ローンには種類があり特徴を理解することで審査への対策が見えてくる✔ローンを組まない車の乗り方でお試し審査を受ける道もある
仮審査と本審査の違いは?
カーローンには、仮審査と本審査という2種類のローン審査があります。仮審査は必須ではありませんが、ローン審査に通るかどうかを簡単に調べたいときには便利な方法です。仮審査と本審査について、それぞれの審査内容や違いについて、詳しく見ていきましょう。
仮審査は「事前審査」とも呼ばれ、本審査の前に行われる簡易的な審査です。ローンの申入れをする方の年収や属性、勤続年数などの情報を基に、申込みの金額が内容と見合っているかがチェックされます。審査時間は比較的短く、メールでの通知などで当日に結果がわかることもあります。なお、仮審査では以下のような事柄を申告しますが、ローン会社によって必要となる内容が異なります。
〈仮審査の審査内容例〉名前、フリガナ、性別、生年月日、自宅の住所、電話番号、住居の種類、入居開始年月、未既婚、扶養家族の有無、家族との同居、職業、前年度の個人収入、借入希望額、借入希望期間、借入希望時期、借入れの目的、必要資金の合計額、現在の借入状況など
本審査は、実際にローンを組めるかを確認する審査です。借入可能額や適用金利も本審査で決まります。本審査では、仮審査の審査内容に加えて、CIC(指定信用情報機関)やJICC(日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)などの信用情報機関に登録されている個人情報を基に、債務歴や返済能力をチェックします。
信用情報機関には、クレジットカードでの支払いや携帯電話料金の振込などの遅延や延滞、自己破産といった自己情報があれば、その履歴が5〜10年分記録されています。事故情報が記録されているあいだは、ローン審査に通過することは難しいでしょう。心配な場合は、信用情報機関に情報開示を請求して、自分の事故情報が残っていないかチェックしておくのがおすすめです。
〈本審査の審査内容例〉名前、フリガナ、性別、生年月日、自宅の住所、電話番号、住居の種類、入居開始年月、未既婚、扶養家族の有無、家族との同居、職業、前年度の個人収入、借入希望額、借入希望期間、借入希望時期、借入れの目的、必要資金の合計額、支払先の情報、現在の借入状況、信用情報機関(CIC、JICC、KSC)の記録など
仮審査はこんな方におすすめ
本審査と違って、仮審査は必須ではありません。しかし、借入れができるかどうかを簡単に調べることができるので、車種やローン会社を選ぶ際の目安にすることもできます。ほかにも、仮審査をすることのメリットについてご紹介します。
本審査を受けた履歴は、信用情報機関に記録されます。そのため、短期間に複数のローンに申込みをすると、お金に困っている可能性があると判断されて、以後のローン審査に影響を与える可能性があります。一方、仮審査はローン会社内でのローン審査で、信用情報機関には履歴が残りません。複数申し込んでもほかのローンに影響する心配がないので、カーローンが利用できるかを気軽にチェックできます。
仮審査では、おおよその借入可能額がわかります。そのため、欲しい車が決まって借りたい金額の目処がついたものの、実際に自分の年収や属性で希望額を借りられるのかが知りたいときは、仮審査が便利です。仮審査の結果を基に頭金の金額を決めたり、ローンを組む金額を見直したりすることもできます。
本審査は審査期間が長く1〜2週間かかりますが、仮審査は3〜7営業日程度で結果がわかるため、早く結果を知りたい方にもおすすめです。すでに車を買う予定が決まっていて、急いでローン選びをしたい場合にも便利です。
カーローンにはどんな種類があるの?
カーローンには、サービスを提供するローン会社によって、いくつかの種類があります。それぞれに審査基準や金利が異なるので、自分に合ったローンを選ぶことで審査に通る可能性が高まります。ここでは、車の購入に利用できる3つのローンの種類と特徴についてご紹介します。
銀行や信用金庫など金融機関のマイカーローンは、低金利で利用できる一方で、審査期間が長く、審査基準もきびしい傾向があります。しかし、銀行などのマイカーローンは、年収に対する年間の返済額の割合で借入額を制限する「総量規制」の対象外となるので、ほかの借入額に影響しないというメリットがあります。
ディーラー系カーローンは、大手メーカーの系列店や特約店であるディーラーが提供しているローンです。車を購入する際にカーローンもいっしょに申し込めるので、手続きが簡単です。また、銀行系ローンに比べて審査に通りやすいというメリットがあります。ほかにも、ディーラー系カーローンも総量規制の対象外となるので、ほかの借入額に影響しない点もメリットといえるでしょう。一方で、銀行系のマイカーローンより金利は高く設定されています。
自社ローンは、信販会社や銀行などの金融機関を通さずに、自動車販売店が貸主となって直接ローンを組む形式のものです。審査がスピーディーで手続きが簡単な上、銀行系カーローンやディーラー系カーローンでは審査が通らない方でも利用できる可能性が高いといったメリットがあります。しかし金利が低い分、車両本体価格が高くなる傾向があるため注意が必要です。
ローン審査に通るためには?
自分に合ったカーローンを選んでも、ローン審査に通るかどうかは実際に受けてみなければわかりません。しかし、ローン審査に通りやすい対策をとることはできます。具体的には、次のようなことに気を付けるといいでしょう。
ローン審査では、年収に対して無理なくローンを返済できる額かが重要なチェックポイントとなります。そのため、ローン審査に通る可能性のあるギリギリの金額で申し込むよりも、余裕を持った金額で審査を受けるほうが安心です。頭金を多めに用意したり、車種のグレードをワンランク下げて選び直したりして、申込金額を減らすのもローン審査対策となります。
複数のローン会社から借り入れていて、返済負担率をオーバーしてしまう場合は、カーローンが組めないこともあります。そのため、現在の借入れを完済するのがおすすめです。また、クレジットカードのキャッシング枠などもローン審査に影響するため、使用していないサービスなどがあれば、利用限度額を減らしたり解約したりしておくといいでしょう。なお、変更情報が反映されるまで時間のかかる場合があるので、変更から1ヵ月程度経ってから、カーローンの審査を受けるようにしましょう。
ローンにこだわらない車の新しい乗り方とは
ローンの審査は、不安がある方にとっては気が重いものです。仮審査を受けて審査通過のおおよその目安をつかんでおくという方法も効果的ですが、ローンを組む以外に車に乗る方法として、カーリースを検討してみるのもひとつの手ではないでしょうか。カーリースとは、リース会社から希望の車を長期間借りて利用するサブスクリプションサービスです。利用料金の算出には、残価といういわゆる下取り価格を最初に車両価格から差し引くというしくみが用いられます。したがってローンよりも審査対象となる金額が抑えられるというメリットが生まれます。
カーリースなら審査に通る可能性が高まり、何よりローンを組むときのような多額の初期費用がかかりません。マイカーのように自由に新車に乗れるカーリースは、今や車の新しい乗り方として注目を集めています。
カーローンよりもお得なカーリース「定額カルモくん」
カーリースの中でも特に話題の「おトクにマイカー 定額カルモくん」は、頭金なし、ボーナス払いなし、契約満了時の残価精算も不要の日本一安い*カーリースです。審査対象となる金額が抑えられるので、審査に不安がある方にもおすすめです。
* 一般社団法人日本自動車リース協会連合会所属のすべての業者の中で、完全定額(頭金なし・ボーナス払いなし・クローズドエンド契約)で新車を個人向けにリースしているサービスにおいて月額料金が日本最安値(2021年7月13日、ステラアソシエ株式会社調べ)
カーローンと同様に、カーリースにも審査があります。カーローンの審査ではディーラーや自動車販売店まで出向く必要がありますが、カーリースの定額カルモくんならネット上で車を選んで見積りもでき、審査申込みもオンラインで完結できます。契約は郵送で届いた書類に記入・捺印して返送し、納車も自宅まで届けてくれるので、手続きが簡単で忙しい方にもぴったりです。
また、定額カルモくんでは審査に不安のある方に向けて「お試し審査」を用意しています。「お試し審査」は、希望の月額料金に近い車種を選んで、審査に通るかを気軽に確認できるサービスです。さらに審査内容で申込み可能な範囲の車やプランも紹介してもらえるため、その後の車選びがスムーズになります。
申込みはオンラインで5分ほどの入力で完了。審査に通ったとしても、必ず契約しなければならないということではないので、気軽に審査を試せるサービスとして人気です。
定額カルモくんの「お試し審査」で未来のカーライフを眺めてみよう!
車が必要になったら、自身のライフスタイルにどのように活用していくのかプランを立てることでしょう。定額カルモくんが設定する契約期間は、1年から11年と幅が広いのが特徴です。しかも1年単位での契約が可能なので、ライフプランにも合わせやすくなっています。最長の11年契約を選択すれば、月額10,000円台から人気車種の新車に乗ることができます。生活の変化や毎月の支出を見据えて自由度の高い選択ができるのも、定額カルモくんが選ばれる理由です。
定額カルモくんなら最長11年契約で月額10,000円台から新車に乗れる!
ほとんどのカーリースでは、返却時の車の価値を下げないために走行距離制限を設けています。しかし定額カルモくんでは、7年以上の契約で走行距離制限がなくなります。遠出のドライブでも走行距離を気にすることなく乗れるので、車との付き合い方の幅が広がるでしょう。また、同じく7年以上の契約で月額500円をプラスすれば、契約満了時にそれまで乗っていた車がもらえる「もらえるオプション」をつけることもできます。
定額カルモくんの「もらえるオプション」について、詳しくはこちら!
仮審査を上手に利用してローン審査をクリアしよう
車の購入でカーローンを利用するには、ローン審査の内容や選び方など、さまざまな知識が必要となります。しかし、仮審査を上手に利用することで、本審査をクリアすることもできます。事前にしっかり理解しておくことで、無駄なく自分に合ったカーローンを選ぶことができるでしょう。
よくある質問
A:カーローンの仮審査は「事前審査」とも呼ばれ、本審査の前にローン会社内で行われる簡易な審査です。ローンを申入れる方の本人確認や、申込金額や内容が年収と見合っているかがチェックされます。審査時間は比較的短く、当日に結果がわかることもあります。
A:仮審査は必須ではありません。しかし、借入れができる可能性を簡単に調べることができます。また、信用情報機関にローン審査の履歴が残らない、借入可能額がわかる、短期間でローン審査の結果がわかるといったメリットもあります。そのため、審査に通るが心配なときや、複数の候補から借入先を選びたいときなどにおすすめです。
A:ローン審査に通りやすくする対策としては、年収に対して無理なくローンを返済できるように申込金額を減らすことが考えられます。具体的には、頭金を多めに用意したり、ワンランク下の車種やグレードに変更したりすることです。また、複数のローン会社から借入れをしていて、新たにカーローンを組むことで返済負担率をオーバーしてしまう場合は、先にある借入れを完済するのがおすすめです。
※記事の内容は2021年6月時点の情報で制作しています。