“日本ナンバー”で結束を呼びかけ。カーベルが全国7駅に広告を掲出
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全国7駅に“日本ナンバー”のナンバープレートをデザインした広告を掲出「100円レンタカー」の全国チェーン展開などを行なうカーベルは、札幌・仙台・大宮・品川・名古屋・大阪・博多の全国7駅に、“日本ナンバー”のナンバープレートをデザインした広告を7月27日から順次掲出している。
この広告は、夏休み期間に再び懸念される“県外ナンバーへの過剰反応”に対して呼び掛けようと企画されたもの。新型コロナウイルス感染拡大による移動の自粛期間に、他の都道府県のナンバープレートを付けたクルマがあおり運転を受けたり、落書きをされたり、ナンバープレートが県外であるという理由だけで過剰な反応が起こる「県外ナンバー狩り」が話題となったことを受け、新型コロナウイルス第二波・第三波への不安、心の余裕のなさから起こる他人への差別や誹謗中傷などに対して、「今一度日本国民として結束し、不確実な問題に対し多様性を受け入れながら乗り越えていこう」というメッセージが込められている。
広告のビジュアルメッセージは「車には、品川ナンバー、心には、日本ナンバーを」(掲出される地域によって品川や名古屋、大阪などナンバーの地域も異なる)から始まり、「新型コロナウイルスの影響で、県外ナンバーへの差別が起きた」「生活は大きく変わった。次は、私たちの心が変わるとき。今、私たちは試されているんだ。バラバラになるか、“日本というワンチーム”で乗り越えられるのかを。誰かが悪いなんてない。私たちは1つに繋がっている」と、一丸となっていこうという想いが込められたメッセージが続く。
仙台駅大宮駅品川駅名古屋駅大阪駅博多駅この広告を企画したのは、カーベル 代表取締役 伊藤一正氏。「カーベルだからできるメッセージを伝えたい」として、下記のとおりコメントをしている。
株式会社カーベル 代表取締役 伊藤一正氏クルマを通じて、お客さまに幸せを届けたい。「お客さまがハッピー×スタッフがハッピー×経営者がハッピー=ハッピートルネード」これがカーベルの目指す姿です。
今回、クルマに関わる会社として身近に感じる「県外ナンバー狩り」問題をきっかけに「ナンバープレート」という形でメッセージを発信しました。カーベルには、「好きか、大好きか」という社訓があります。嫌い=敵を作らないポリシーで、生き方においても、ビジネスにおいてもライバルや競争は必要だが敵はいらないと思っています。
新型コロナウイルスの拡大と同時に、見えないウイルスへの不安からか、不当な差別や誹謗中傷、いじめなど「心のウイルス」に感染している人を見聞きします。
今、子供から大人までがやるべきことは、確かな情報を共有し、冷静な判断で“日本というワンチーム”になって前進することだと思います。
今回のメッセージは、カーベルとしてだけではなく、みんなをハッピーにしたい、プロレスラーでもある私個人の思いでもあります。今回のメッセージを1人でも多くの人に見ていただき、県外ナンバー狩りに限らず、心のウイルスから「快復」し、1人ひとりが「日本ナンバー」の気持ちを持って、困難な状況を乗り越えていけたらいいなと思います。
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