新刊案内「EVに最適なバッテリーマネジメント技術と市場」 発行:(株)シーエムシー・リサーチ
バッテリーマネージメントシステム(BMS)の要素技術を徹底分析! 中国や欧州、米国のLIB産業の実際の現場とマーケット予測を探った!
CMCリサーチ先端技術やその市場動向に関するレポート発行やセミナー開催を行う(株)シーエムシー・リサーチ(東京都千代田区神田錦町、http://cmcre.com/)では、リチウムイオン電池関連の書籍を多数発行しております。このたび、新たに「EVに最適なバッテリーマネジメント技術と市場」を2017年5月25日に発行いたします。書籍の定価は、90,000円+消費税(書籍 白黒)、120,000円+消費税(書籍+CD)となっております。なお、弊社メルマガにご登録いただくと10%引きとなる割引もございます。書籍目次の詳細や販売については弊社サイト(http://cmcre.com/archives/28268/)をご覧ください。 電気自動車(EV)への関心が高まる中で、様々な分野で大規模電池システムの設計や製造が検討されています。これらのシステム化は電池メーカーが中心になって開発されてきましたが、最近では新規に参入するメーカーにおいても開発が行われています。なかでも、電池の特性を理解しEVの開発に向けて、電池の「長寿命化」「安全性向上」「高効率化」を支えるバッテリーマネージメントシステム(BMS)の要素技術が重要になっています。EVなどではBMSにより充放電状態をチェックするだけでなく、電池セルを劣化させる恐れのある状況を防ぎ、電池パックの長期使用を実現させる必要があります。それゆえに、BMSとは実稼働しているバッテリーシステムに障害や不具合が発生した場合に、管理者に自動的に通知する仕組みでもあります。自動車産業は各社とも海外生産を選択し、EVなど次世代自動車の研究開発・生産を目指す投資に移っています。2017年のEVの生産台数は前年比210.1%の29万2,000台と予測されています。こうした次世代自動車の普及に伴い、車載用LIB、それに用いられる部材は長期的に高い成長が見込まれます。世界のLIBの生産は主に中国・日本・韓国に集中しており、特に中国の企業数が最多で、生産能力が最大であり、またEV ベンチャーが活発な活動を見せています。中国は現在、LIBの産業チェーンを形成しており、車載用電池の開発、構造設計、製造の技術を把握しています。生産ラインも半自動から全自動による大規模な製造に移りつつあります。本レポートでは、EV開発に向けた最適なBMSに焦点を当てることで、LIBの基礎特性評価、電池の性能劣化とそのメカニズム、劣化度・寿命予測の評価方法などの理解が得られる構成といたしました。さらに、EVを含めた次世代自動車、及び、車載用LIB、 LIBの主要部材の最新動向を掲載いたしました。■ 発 刊:2017年5月25日■ 定 価:本体価格 90,000円 + 消費税※ PDFセット 120,000円 + 消費税★ メルマガ会員:定価の10%引き!■ 体 裁:A4判 並製 201頁■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ◇バッテリーマネージメントシステム(BMS)の要素技術を徹底分析!◇電池の性能劣化とそのメカニズム、劣化度・寿命予測の詳細!◇インピーダンス計測を用いた評価・解析法について解説!◇中国や欧州、米国のLIB産業の実際の現場とマーケット予測を探った!≪執筆者一覧≫福井正博立命館大学 理工学部 電子情報工学科 教授有馬理仁大和製罐株式会社 技術管理部 新規事業室 グループリーダー伊藤智博山形大学 理工学研究科 准教授立花和宏山形大学 理工学研究科 准教授坂本俊之東海大学 工学部 動力機械工学部 教授鳩野敦生University Kuala Lumpur IPROM MJHEP Lecturer元 富士重工業(株) スバル技術研究所 主査 (株)シーエムシー・リサーチ調査部≪書籍目次≫第I編 リチウムイオン電池システムの設計・制御・製造1 BMSが求められる背景2 BMSの設計 2.1 監視・保護機能 2.2 測定・管理機能2.2.1 セルバランス2.2.2 温度管理 2.3 通信・診断機能 2.4 大規模蓄電システムのBMS3 BMSの制御 3.1 高精度化が求められる残量計 3.2 安全性を高める工夫4 BMSの製造第II編 リチウム電池の劣化診断技術第1章 リチウムイオン蓄電池の特性理解と残量及び劣化推定技術 1 リチウムイオン蓄電池の特性理解(基本特性とモデル化) 2 リチウムイオン蓄電池の残量推定法 3 カルマンフィルタを用いた高精度残量推定手法 4 残量推定の高精度化の工夫 5 マイコンを使った常時測定基板の試作例 6 リチウムイオン蓄電池の劣化現象と傾向 7 代表的な劣化診断手法 8 逐次最小二乗法を用いた劣化診断 9 組蓄電池の劣化予測 10 劣化診断・劣化予測まとめ第2章 定置用蓄電池に搭載した組電池のリアルタイム劣化診断 1 定置用蓄電池と劣化 2 過渡的差電圧法による定置用リチウムイオン二次電池のリアルタイム劣化診断の検討 3 情報処理学分野への展開に向けた過渡的差電圧法の実証検討事例 4 想定される過渡的差電圧法の活用方法第3章 バッテリーマネージメントのためのインピーダンス測定 1 インピーダンスと電池の基礎1.1 電池の起電力と内部抵抗1.2 電池の構造とインピーダンス1.3 材料物性値とインピーダンス1.4 ボードプロットとコールコールプロット 2 電池のモニタリングにおけるインピーダンスの応用2.1 電流センサー2.2 組電池の電圧測定2.3 AD変換とDA変換2.4 能動的制御とGPSを使ったモニタリング 3 インピーダンスと数学3.1 フーリエ変換とそのファミリー3.2 離散変換とサンプリング3.3 数式処理ソフトの活用 4 電池のモデル作成4.1 等価回路を使った古典的アプローチによる解釈4.2 クラウドデータロガーとインピーダンスのビックデータ化4.3 電池のモニタリングのためのネットワークインフラ4.4 機械学習とビッグデータを活用したモデルの構築第III編 自動車(HEV/EV)から見たエネルギーマネジメント技術第1章 HEV/EVにおけるエネルギーマネジメント技術 1 バッテリマネジメントコントロールと全電圧 2 絶縁測定2.1 静的接地検知2.2 動的接地検知 3 バッテリ均等化マネジメント制御回路の設計3.1 エネルギー非散逸タイプ 3.1.1 多数の DC コンバータを用いた個別均等化方式 3.1.2 単一コンバータを用いた統合均等化方式 3.1.3 エネルギー非散逸型均等化用コンバータ 3.1.4 均等化用コンデンサー3.2 エネルギー散逸タイプ 4 データ通信4.1 CAN通信4.2 新通信方式 4.2.1 CANオープン(CANopen)通信方式 4.2.2 FlexRay通信方式 5 論理制御と安全制御5.1 電力制御第2章 HEV/EVの電池管理システム向けの劣化診断技術 1 本章の位置づけ 2 EV/HEVでの電池管理の特徴2.1 背景2.2 技術的な課題2.3 学際的なアプローチの必要性 3 SEI成長と電池容量の関係3.1 要件と劣化要因の絞り込み3.2 定電流充電フェーズにおける静的な物理的な意味3.3 押し込み吸収モデル3.4 SEIによる電池容量減少のメカニズム 4 電磁界理論による変質した界面の検出4.1 ファラデーインピーダンスと緩和現象4.2 変質した界面と交流抵抗4.3 劣化に対するKPI5 まとめ第IV編 世界のLIB業界の動向 1 世界のLIB関連市場1.1 概要1.2 LIB形状タイプ別の世界市場1.3 韓国 1.3.1 韓国のLIB産業の動向 1.3.2 韓国のEV産業の動向 1.3.3 サムスン電子のリコール1.4 中国 1.4.1 中国の電池メーカーの動向 1.4.2 中国の正極材メーカーの動向 1.4.3 中国の負極材メーカーの動向 1.4.4 中国のセパレータメーカーの動向 1.4.5 中国の電解液メーカーの動向 1.4.6 中国の自動車メーカーの動向 1.4.7 EV製造に乗り出す中国の新規参入企業 1.4.8 中国の車載用LIBメーカーの動向 2 電池メーカーの動向2.1 電池メーカーの分類2.2 車載用LIB 2.2.1 車載用LIBのコスト 2.2.2 車両に搭載される電池・材料メーカー2.3 電池メーカーの動向 3 LIB構成材料の市場動向3.1 主要4部材の世界市場規模3.2 正極材 3.2.1 概要 3.2.2 正極材の市場動向 3.2.3 正極活物質 3.2.4 正極材のメーカー動向3.2.4.1 主なコバルト系メーカー3.2.4.2 主なマンガン系メーカー3.2.4.3 主なニッケル系メーカー3.2.4.4 三元系の主なメーカー3.2.4.5 その他のメーカー 3.2.5 負極材3.2.5.1 概要3.2.5.2 炭素系材料3.2.5.3 新材料3.2.5.4 負極材の市場動向 3.2.5.5 負極材のメーカー動向 3.2.5.6 主な新材料系メーカーの動向 3.2.5.7 負極活物質3.2.6 電解液・電解質 3.2.6.1 概要 3.2.6.2 電解液溶質材料 3.2.6.3 電解液の市場動向 3.2.6.4 全固体電池の特徴 3.2.6.5 主な電解液メーカーの動向 3.2.6.6 主な電解質メーカーの動向3.2.7 セパレータ 3.2.7.1 概要 3.2.7.2 セパレータの市場動向 3.2.7.3 主なセパレータメーカーの動向 3.2.7.4 セパレータの今後の展望 4 エコカー産業の動向4.1 概要4.2 HEV市場4.3 EV市場4.4 PHEV市場4.5 自動車メーカーの動向(1) トヨタ自動車(2) 本田技研工業(3) 日産自動車(4) 三菱自動車工業(5) 富士重工業(6) ダイハツ工業(7) フォルクスワーゲン(VW)(8) フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)(9) ヴァルメット・オートモーティブ(10) 現代自動車(11) ルノー(12) クライスラー(13) ダイムラー(14) PSAグループ(旧PSAプジョーシトロエン)(15) 吉利汽車(16) アップル(17) テスラ(18) BMW(19) スズキ(20) Jaguar Land Rover(21) BYD Auto(22) Porsche(23) マツダ(24) Lucid Motors(25) ゼネラル・モーターズ(26) アイシン精機◎書籍の詳細(目次詳細など)とお申込み、購入に関する情報は、以下のURLをご参照ください。http://cmcre.com/archives/28268/≪リチウムイオン電池、EV関連書籍のご案内≫1)ZEV規制とEV電池テクノロジー■ 発 刊:2017年3月10日■ 定 価:本体価格 120,000円 + 消費税■ 体 裁:A4判 並製 400頁■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ☆詳細とお申し込みは、 以下のURLをご覧ください。http://cmcre.com/archives/26768/2)リチウムイオン電池の製造プロセス&コスト総合技術 2016■ 発 刊:2016年8月26日■ 定 価:本体価格 120,000円 + 消費税■ 体 裁:A4判 並製 556頁■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチISBN 978-4-904482-31-5☆詳細とお申し込みは、 以下のURLをご覧ください。http://cmcre.com/archives/20594/3)実務対応・LiBの規格と安全性試験のEV対応 2017■ 発 刊:2017年4月27日■ 定 価:本体 80,000円 + 消費税■ 体 裁:A4判 並製 215頁 (図表・カラー表示)■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチISBN 978-4-904482-34-6☆詳細とお申し込みは、 以下のURLをご覧ください。http://cmcre.com/archives/28090/ 以上 ※以下、メディア関係者限定の特記情報です。個人のSNS等での情報公開はご遠慮ください。このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。
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