横浜市、国内初のEV充電器の公道設置トライアル開始。EV/PHV車のみ対象の交通ルール運用。県道140号川崎町田線沿い
横浜市とe-Mobility Powerは、EV用充電器の公道設置に関する実証実験を開始した
横浜市は6月8日、e-Mobility Powerと共同で、EV用充電器の公道設置に関する実証実験を開始した。
公道扱いである駐車帯(道の駅やサービスエリア/パーキングエリア)を除き、公道上にEV充電器を設置するのは全国でも初めてのことだという。
充電器の公道設置は都市部の貴重な充電場所になることや、視認性がよく充電インフラが充実しているとの安心感にもつながることから、EV化促進に貢献する施策になりうるとして実施。公道上の充電器を試験運用することで、交通管理者、道路管理者、設置事業者の課題や有用性を検証する。
今回の実証では、横浜市青葉区しらとり台69付近の、県道140号川崎町田線沿いにCHAdeMO規格の急速充電器1基(2台同時充電可能)を設置。併せて用意される駐車帯には、充電中のEV車またはPHV車のみ駐車可能となる交通規制を運用する。
位置図と設置概要図