オープンイヤーラボ、イヤホンに関する調査を実施~イヤホンは使い分ける時代へ!使う人の半数は複数台持ち!~
アダプティブ株式会社 アダプティブ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:八木学、久恒整、以下、アダプティブ)は、オープンイヤーラボ(ambie社主宰)の協力のもと、イヤホンに関する調査、特にオープンイヤー市場についての調査を実施しましたので、レポートとしてお知らせします。◆調査結果サマリー1:イヤホンユーザは約半数イヤホンを使っている人からすると、日本人なら全員イヤホン使ってるんでしょ?と思うかもしれませんが、実際は約半数の方がイヤホンの所有すらしていない、という驚きの結果が出ました。男女別では男性50.8%、女性42.3%と、男性のほうが少し高い結果となりましたが、性別ではなく趣味の分野に分けて聞いてみると、「ランニング・マラソンを好む層」では67.3%、「アウトドア趣味全般を好む層」では60.2%と、全体の結果よりも高めの結果に。余暇時間の過ごし方が、イヤホンの使用傾向に大きな影響を与えていることが容易に想像できます。 2:イヤホンユーザの半数は複数利用ユーザイヤホンユーザは全体の約50%で、男性の方が少しだけ利用率が高い傾向が。また、ユーザのうち48.5%が複数ユーザで、1台目の利用目的は「音楽」が69.7%と圧倒的でしたが、一方で2台目以降の利用目的はすべて40%以下の選択肢で複数にわたっており、イヤホンをシーンによって使い分けている状況が伺えます。 3:オープンイヤー型は、まだまだこれから複数持ちユーザの中にはイヤカフ型イヤホンや骨電動技術を使ったイヤホンなど、オープンイヤー型イヤホンを使っているユーザが19.3%いました。初回の調査なのでこれが多いのか少ないのか判断しにくい部分もありますが、長らくインイヤー型が主流だったイヤホンですでに約2割のユーザが使用しており、複数台所有の選択肢にも含まれているのでは…ということを連想させる結果に。 <オープンイヤーラボ主任コメント>音を出せば、自分以外の人にも聞こえます。みんなが同じものを聞きたいと思っていない限り、各人の聞きたい音の共存はなかなか難しいのは、家庭内、職場内でも同じです。自分にとって心地よい環境を生み出したい一方で、他者とのコミュニケーションも取りたい、外部音も聞きたいという欲求に対して「イヤホンの音か、周囲の音か」という二択になりがちだった従来のイヤホン。「家事をしているとき」や「仕事をしているとき」、「運動をしているとき」が、そろって10%強と、どれも低めの結果だった点から見ると、「ながら聞き」ができるオープンイヤー型イヤホンの利点がまだ理解されていないと感じました。オープンイヤー型の耳をふさがないイヤホン市場を牽引してきたambieとしては、「子育て中にも安心なambie」、「スポーツ中でもambieならOK」、「オフィスでもambie」など、より多くのシーンで使ってもらえるように、頑張りたいと思います。================================調査結果抜粋◆本調査実施のきっかけ日常的にイヤホンを使用している人はとても多いと思います。一昔前まで「聴く」ためのツールだったイヤホンは、スマートフォンの登場で、そして近年のコロナ禍における飛躍的なウェブ会議の広がりで、コミュニケーションにおいてもさらに有用なツールへと進化しました。そこで、人はイヤホンを実際にはどれくらい使っているのか?どんなイヤホンを使い、何のために使っているのか?オープンイヤー型イヤホンは知られているのか?といったことを探るべく、15歳から69歳までの男女を対象に調査を実施しました。◆調査結果イヤホンを持っていますか?(9945名 男性:4989 女性:4956)持っている :46.6%持っていない:53.4%イヤホンを持っていると答えた人の内訳男性:50.8%女性:42.3%半数近くの人がイヤホンを使用しているという結果でした。半数と聞くと少ない印象もありますが、10代では7割強と所有率は高く、20代では5割強。30代(5割弱)から少しずつ下がり、60代では約4割がイヤホンを使用しているという結果に。イヤホンの所有率は、年代が若いほど高くなる傾向です。 イヤホンを複数台持っていますか?(4630名 男性:2533 女性:2097)はい :48.5%いいえ:51.5%イヤホンを複数台所有していると答えた人の内訳2台:31.1%3台:11.0%4台:2.3%5台以上:4.1%「イヤホンを持っている」と答えた人へ所有台数を聞いたところ、上記の通り半数弱はイヤホンを複数台所有していました。また、複数台所有と答えた人のうちもっとも多かったのは2台所有(31.1%)で、5台以上持っている人が4台所有の人を上回るという意外な結果もありました。使っているイヤホンのブランドは?(8162個 ※所持イヤホン合計台数)「イヤホンを持っている」と答えた人へ、所有ブランドを聞きました。1位のApple(18.4%)と2位のSONY(14.7%)は、スマートフォンとの組み合わせで使用する人の多さをうかがわせる結果です。スマートフォンとの組み合わせでは、ペアリングの容易さなどから同一ブランドを店頭で勧められることも多く、またiPhoneで音楽を聴く人も多いと思われることから、やっぱり、という結果に。 イヤホンの価格は?(8162個 ※所持イヤホン合計台数)「イヤホンを持っている」と答えた人へ、購入時の価格を聞いてみました。もっとも多かった回答は「知らない・覚えていない」で21.3%、次いで「0円~999円」が17.3%という結果は、やはりスマートフォンの存在をうかがわせるものです。付属品を使用していると仮定すれば、この結果も納得ですね。 いつイヤホンを使っている?(8162個 ※所持イヤホン合計台数)イヤホンの用途について聞いてみました。もっとも多かったのは「趣味などをする余暇時間」で45%、次いで「通勤・通学」が25.8%。一方で、「家事をしているとき」や「仕事をしているとき」、「運動をしているとき」は10%強と、どれも低めの結果に。前者と後者の差は、「聞いているものへの没入感の度合い」や「周囲の環境との関わり方」ではないかと推測します。趣味や通勤・通学の時間では、没入感が高く周囲の音が大きく聞こえなくてもあまり支障はありませんが、家事や仕事となるとそうはいきません。家事においては周囲の音が聞こえないことは時として危険につながりますし、在宅が増えるとお互いの音の干渉を避けるためにもイヤホンの出番と行きたいところですが、耳はふさげない…。仕事の場では、職場で勤務中にイヤホンをするのはどうか、という空気感もいまだにあるようです。本当はイヤホンで好きな音楽などを楽しみながら家事や仕事をしたいけれど、それが叶わず我慢している…という人が、一定数存在するのかもしれません。また、所有台数ベースで聞いた本設問では、1台目から5台目まですべての台数で「音楽」が7割弱と非常に高い一方で、「Web会議」「勉強・e-ラーニング」といった業務シーンでの使用は、2台目から5台目までの平均でそれぞれ7.4%、4.9%と、低いながらも一定の需要が。余暇時間とそれ以外の時間でイヤホンを使い分けるということは、イヤホンの価格帯や種類も用途によって違うのでは…ということを推測させる結果です。 イヤホンのタイプは?(8162個 ※所持イヤホン合計台数) 有線のインイヤー型(耳をふさぐ)イヤホン :49.3%有線のオープンイヤー型(耳をふさがない)イヤホン :10.7%ワイヤレスのインイヤー型(耳をふさぐ)イヤホン:31.2%ワイヤレスのオープンイヤー型(耳をふさがない)イヤホン:8.6%続いて、どんなタイプのイヤホンを持っているのかを聞きました。所持台数ベースで見ると約半数が「有線のインイヤー型イヤホン」で、「ワイヤレスのインイヤー型」と合わせるとインイヤー型は実に全体の約8割と、圧倒的にインイヤー型イヤホンが使われているようです。また、有線とワイヤレスで比較するとその比率はおよそ6:4となっており、かなり後発のワイヤレス型が着実にシェアを増やしていることがうかがえます。最近は屋外や電車などでも、ワイヤレスイヤホンを使用する人を多く見かけますよね。そして、まだ割合としては少ないながらも、新たなイヤホンのタイプ「オープンイヤー型」が約2割を占めるという結果に。「いつイヤホンを使っている?」の結果でイヤホンの使い分け傾向がうかがえるのとあわせて考えると、使い分けの選択肢にオープンイヤー型が含まれることは容易に想像できますね。 ◆調査概要本リリースの原稿に用いた調査データ・調査手法:Web定量調査・調査対象者:全国 15-69歳の男女・サンプル数:9,945サンプル・サンプル回収後、人口構成比でウエイトバック集計を行った。・調査期間:2021年8月27日~8月31日 【アダプティブ株式会社について】私たちは社会に、経済の変化に、消費者の変化に、そしてクライアントニーズにアダプティブして、「適者生存」時代を共に駆け抜けていくために、マーケティングの進化を先導して参ります。社名:アダプティブ株式会社(Adaptive Inc.)所在地:東京都港区西麻布4-21-2 コートヤードHIROO 1A設立:2013年9月代表者:代表取締役 八木学、久恒整事業内容:商品バンク事業/マーケティングリサーチ事業/BPO事業/データ分析事業URL:http://www.adaptive.co.jp/
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