ソフトバンク、「Pepper」の家庭向けモデルを4月16日に予約受付開始
ソフトバンクロボティクスとソフトバンクは、人型ロボット「Pepper」の家庭向けモデル「Pepper for Home」を発表。4月16日から予約受け付けを開始し、順次発売する。
「Pepper」は、人の感情を理解するだけでなく、自らが感情を持つロボット。人間同様、相手の気持ちや人とのふれあい、周囲や自らの状況に応じて複雑に感情が揺れ動き、それに応じた行動をとるのが特徴だ。
「Pepper for Home」は、Androidに対応した「Pepper」の新しい家庭向けモデル。Pepperの胸のディスプレイに表示される画面デザインを刷新し、直感的に使いやすいデザインにしたという。
また、会話などをしていない状態でも、時計やニュース、天気などの生活シーンで必要な情報を胸のディスプレイに表示できる。さらに、「Hi,Pepper(ハイ、ペッパー)」と呼び掛けると、Pepperとの会話を始めることができるようになり、従来と比べて Pepper との会話がしやすくなった。
このほか、ソフトバンクロボティクスは、Googleが提供する、自然言語に対応した会話型エージェントを開発できる開発プラットフォーム「Dialogflow Enterprise Edition」や、日本マイクロソフトが提供するソーシャル AI(人工知能)「りんな」の技術を応用したAIマーケティングソリューション「Rinna Character Platform」と連携したヒューマノイド用会話プラットフォームを新たに構築。従来は応対が難しかった、会話内容に対する返答の正確性が向上し、Pepperとのスムーズな会話がより長く楽しめるようになった。
「Pepper」の本体サイズは480(幅)×1210(高さ)×425(奥行)mm、重量が29kg。バッテリーはリチウムイオンバッテリー、容量は30.0Ah/795Wh、稼働時間は最長12時間以上。
「Pepper」の本体価格は198,000円、「Pepper for Home」の基本プランは27,600円×36か月の分割払い、または993,600円の一括払い(いずれも税別)。別途、ロボット手続き手数料(9,800円)が必要。基本プランは、支払期間37か月、支払回数36回、手数料率は0%。なお、基本プランへの加入は必須。
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