米安全当局、テスラ車58万台を調査 ゲーム機能巡り
[ワシントン 22日 ロイター] - 米道路交通安全局(NHTSA)は22日、米電気自動車(EV)大手テスラが2017年以降に販売したEV58万台について、走行中のゲーム機能作動によって事故のリスクが高まる可能性があるとして、安全性を巡る調査を開始したことを明らかにした。
初期評価の対象は2017─22年版の「モデル3」、「モデルS」、「モデルX」、「モデルY」。
前部中央のタッチスクリーンでゲームができる「パッセンジャー・プレー」と呼ばれる機能についてNHTSAは、「運転手の注意をそらし、衝突のリスクを高める可能性がある」と指摘した。
NHTSAによると、走行中のゲーム機能作動はパッセンジャー・プレー搭載車で20年12月から可能になり、それまではシフトがP(パーキング)に入っている時のみ使用可能だったという。
NHTSAは調査開始を決定した理由について、走行中にゲーム機能を作動させ、運転席からゲームを見ることができるという報告を受けたためと説明した。
テスラは現時点でコメントしていない。
NHTSAは「パッセンジャー・プレーの使用頻度や使用の際の状況などを評価する」としている。
PR情報ロイターニュース記事一覧
トップニュース
注目の連載記事
PR注目情報
朝日新聞 金融取材チーム Twitter
@asahi_kinyu からのツイート※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
アクセスランキング
注目コンテンツ
動画ランキング
前へ次へ写真
前へ次へページトップへ戻る
朝日新聞デジタルに掲載の記事・写真の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。Copyright © The Asahi Shimbun Company. All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.